夏に体験したレジャーまとめです。
この記事は、中部地方のひかり特派員のレポートです。
さて、2日目は旅の最大目的地「福井県立恐竜博物館」です。
開館は9時から。
私達は9時半ごろに到着しました。
なんと朝から雨・・・。
子供達は「化石発掘体験」をとても楽しみにしていたのですが、断念。
テントの下で行われるので体験はできるようだったのですが、なにせこちらは3歳児がいるので。
自由に動き回られると大変!
ということで、子供達にはあきらめてもらいました。
ごめんね、今度リベンジしようね。
福井県立恐竜博物館の観覧料は一般(大人)720円、小中学生260円、幼児は無料です。
今回は「南アジアの恐竜時代」という特別展が開催されていて、その特別展を観覧する場合は、一般1200円、小中学生600円になります。
その時にしか見られない展示物とはいえ、楽しめるかな?と思ったのですが、この特別展を観覧するとオリジナル恐竜シールがもらえたり、ぬりえができたり、外では「恐竜縁日」(!)が出ていて、いくつかのゲームに参加できるようになっていました。
子供達は当然とびつきますよね、入口付近のテントで行われている「恐竜縁日」に。
「おもしろそう!やりた~い!」とテントに入っていくと、「特別展を観覧されて、その半券を持ってきたらできますよ!」と笑顔のスタッフさん・・・。
仕方ない。
化石発掘をあきらめてもらったし、特別展も観覧することにしました。
今回の特別展の目玉は、全長15.5mの「プウィアンゴサウルス」の全身骨格です。それがこれ。
すごい迫力でした。
タイからこの展示のためにやってきたそうです。
子供たちはあんぐりと見上げて、「恐竜ってこんなにでっかいの~!?」。家で恐竜図鑑を楽しんでいたけど、やっぱり大きさの実感がなかったんだね・・・。
南アジアの恐竜発掘というのは歴史が長いらしく、めずらしい化石が多いそうです。
こんな感じで、世界初公開の化石をいっぱい見られました。
でも、子供には難しかったと思います。
同じ時代の魚や植物の化石から当時の風景を想像したり、恐竜の歯や爪などから大きさを想像するのって、難しいですよね。だからこその全身骨格展示なのでしょうけど。
でも、常設展示の方に充分恐竜の展示があるし、それがフィギュアでも満足できる内容だから、私としては特別展の「特別感」は、なかったかな。本物のめずらしい化石を見たい!っていう人には良い企画でしょうけど。我が家にとっては、恐竜シールをもらったり、「恐竜縁日」の参加料でしたね。
というわけで、常設展示の方へ。
まずはエントランスホール。
この建物は斜面を上手く利用して建てられていて、入口は実は3階なのです。
地下1階までの長さ33mを、エスカレーターで一気に下ります。
ちょっと薄暗い通路を抜けていくと・・・
いきなりすごいの発見!
子供たちが駆け寄ります。
これ、リアルな感じに動くんですよ。
瞬きまでします。
この展示の傍らにはこのようなモニターがあって、恐竜のからだについて詳しくわかりやすい説明を見ることができます。
ジオラマは大迫力でした!
動く恐竜がたくさんで、植物までリアルに再現されています。
ちなみに二男は、すご~く怖かったみたいです。
恐竜に近づかなくなってしまいました。
それを無理やり抱き上げて恐竜に近づかせるパパ・・・。
この光景、あちこちで見ました(笑)
号泣する子供と、楽しげないじわるパパ。
「恐竜博物館あるある」かもしれませんね。
この展示部分は球体の建物で、らせん状のなだらかなスロープで徐々に上階に上がっていくことができます。全体はこんな感じです。
2階まで上がると、参加体験型の展示「ダイノラボ」があります。クイズボックスや本物の触れる化石などを楽しむことができます。大きな動く恐竜に泣きべそだった二男もこの通り!とっても楽しそうでした♪)
特別展から常設展示までぐるっと一通り周り、時間は11時半すぎ。そろそろお昼かな、と思い館内のレストランに行ってみると・・・大行列!やっぱりね。
元々お昼ご飯は別の所で食べる予定だったからいいのですが、もしお昼をはさんで訪れる予定の人は、早めに並ぶか、お弁当を持ってくることをおすすめします。天気が良ければ外で食べられますよ。
さぁ、お土産買って行こう!こちらがミュージアムショップ。
恐竜グッズがこれでもか!と並んでいます。
子供たちは小さな恐竜フィギュアを、大人たちは職場へのお菓子を買いました。本物の化石も売っていたり、オシャレな恐竜Tシャツもありますよ。
縁日といっても、輪投げやストラックアウトが小ぢんまりとあるだけなのですが、うまくできると恐竜グッズがもらえるんです。
子供たちは惨敗で、参加賞の恐竜ペーパークラフトをもらいました。でも、参加できたことが嬉しかったみたいだから、まぁいいか・・・。
そんなことよりも、私が気になっちゃったのは「恐竜ゆるキャラ」たちです。
福井県の公式恐竜ブランド「Juratic」(ジュラチック)から
ラプト、ティッチー、サウタン。
なにがゆるいって、動きとかにコンセプトなし!なところ(笑)
しゃべるわけでもないし。見事に誰も近付かない・・・。
みんながそーっと見守っているところがおもしろかったです。
もうちょっと頑張れ!
私達が外に出たのは12時ぐらいだったのですが、「化石発掘体験」の予約状況はこんな感じでした。
到着した時は全部「空」でした。
あっという間に14時半まで満席です。
この体験は完全予約制なので、確実に体験をしたい人は前もって予約した方がよさそうですね。HPからも予約できます。
ただし、今年度の化石発掘体験は、野外恐竜博物館も含めて11月3日で終了しています。また4月ごろから再開するようなので、化石発掘体験をしたい場合はHPでチェックしてから行ってくださいね。
初めて行った「恐竜博物館」は、大人も子供も充分楽しめました。
展示の内容によっては難しいものがありますが、たぶん、成長する毎に楽しみ方も変わるんだろうな、という印象です。
「1度行けばいいかな」という施設ではなく、何度も行ってもっと細かいところまで楽しみたいな、と思う施設でした。やり残したこといっぱいあるよね、また行こうね♪
福井県立恐竜博物館
〒911-8601 福井県勝山市村岡町寺尾51-11
かつやま恐竜の森内
さて、昼食ですが福井グルメの1つ「越前おろしそば」にしよう!と予定していました。家族全員、そばは大好きです。恐竜博物館のエントランスに、近隣の飲食店を紹介するリーフレットがあって、その中から選ぶことにしました。
「越前おろしそば」というのは、冷たい蕎麦にたっぷりの鰹節、ぶっかけスタイルのおつゆに大根おろしが入っている、というのが定番のようです。
リーフレットの情報をたよりに、一番おいしそうなお店に行ってみると満席!
駐車場も空いていません。
他にもたくさんのお店が紹介されていたので、そこから近いところに行ってみたら、そこも満席。
う~ん、お昼時だから多少並ぶのは仕方ないと思うのですが並ぶのが嫌いなパパ・・・。
さらに他のお店に行くと、ようやく入ることができました。
古民家風の建物で、店内の真ん中には囲炉裏があり、なかなか良い雰囲気。
壁には某「あきら&しの」がお蕎麦を食べているポスター。
「勝ち山おろしそば」の観光特使らしいです。
大人はおろしそば、子供たちはざるそばを注文しました。
待ちに待ったおろしそば。
・・・が、失敗でした。(←きっぱり)
まず、量が少ないです。
店にもよりますが、一般的なざるそば1枚よりも少ない。
で、蕎麦の細さ・長さがまちまち。
写真でもわかると思います。
さらに蕎麦の味が薄い。
大根おろしのせいではないはずです。
うわ~・・・失敗した!
と思ってパパの顔を見たら同じく「失敗だな・・・」の表情。
これはお店の紹介もできないです。
外観は古民家風、入口に植物がいっぱいで、小さめの蕎麦やさんです。
やっぱり多少並んででも最初のお店がよかったな。
なんだか納得行かないよね、という感じではあったけど、そろそろ帰路につかなくては。
でもでも、何かおいしいもの食べてから帰りたい!
ということで、帰り道の鯖江市に寄って「サバエドッグ」を食べにいくことにしました。
「サバエドッグ」って知っていますか?
ガイドブックに小さく書かれていたB級グルメです。
「秘密のケンミンショー」でも紹介されたことがあるそうですよ。
肉巻きおにぎりをフライにしてソースをつけたもので、「歩きながら食べられるソースカツ丼」というわけです。パパがそれを見つけて行くことにしたのですが、なんだか話がかみ合わないのです。「ただの魚フライかな」とか言っているし。
おそるおそる「えっと・・・、もしかして“鯖ドッグ”だと思ってる?」と聞いてみたら、「え!違うの!?」という返事。違うよ!鯖江市のサバエドッグだよ!
なんだか脱力しつつも、サバエドッグの特徴を説明しながらお店に着きました。
いかにも商店街のお店、という佇まいの「ミート&デリカ ささき」です。
サバエドッグのポスターにのぼりまで立てられていて、サバエドッグ押しなのが良くわかります。
店内にはいろんなメディアで紹介されました!という記事が貼られています。
このサバエドッグはオリジナルの紙コップに入れてもらえるのですが、いろんな芸能人がこのコップにサインをしたものが飾られていました。
注文してから揚げてくれるので、5分程待ちます。
そしてアツアツのサバエドッグをお店の前のベンチでいただきます!
ソースカツ丼と同じで、細目のパン粉がサクサクに揚がって、ソースがたっぷりつけてあります。
おいしいのですが、前日にもっとおいしいソースカツ丼を食べたせいか、そんなに感動はなかったですねぇ。何か足らない感じ。
何だろう・・・と考えてみたら、ソースの味が少ないんです。
いや、たっぷりつけてあるんですけど。
外側から衣→肉→ごはんの順になっているので、肉にブロックされてごはんまでソースが届いていないのです。だから、見た目よりもソースの味が足らないのだと思います。
ソースカツ丼のソースの味が気に入っていた私としては、ごはんにもソースをかけたい!
二度付けしたい!(笑)
子供受けは良かったですよ。
全員1本ぺろっと食べていました。
揚げる前の状態で、通販もしているそうです。
家でなら、ソースの二度付けできますよ!
ミート&デリカ ささき
福井県鯖江市本町3丁目1-5
こんな感じで、夏休み最後の家族旅行は無事終わりました。
こんなにじっくり福井を旅行したのは初めてでした。
学生の頃は海に行くのが目的で、観光したことがありませんでした。
こんなにおいしいものがいっぱいで、家族で楽しめるところがたくさんあるなんて!
坂井の油揚げも食べたかったし、若狭の方で魚も食べたい!(←食べることばかり)
福井県、もっともっと楽しめそうです。
また行こうね♪